※諸注意

この小説は、かなりいろんな意味でギリギリの線を越えちゃったり越えなかったりしてますが、まぁ、そんなに気にしないでください。

 

 

 

 

 

妄想の小部屋[今流行の能力者モノ]

〜忘れていたワケでは無いんですと必死に言い訳しようともじゃあネタが思い浮かばなかったのかよと責められた時のことを考えるとそんな言い訳をするのも怖くなりというよりもこの小説読んでくれてる人いるのかよなどと思っている今日この頃的小説DX決定版〜

 

 

 

 

 

 

 夢を見て、目が覚める……

 

 いま見ていた夢

 

 寝ていたときにしか見れない、

 

 まさに夢の世界

 

 そこに、行きたくて……

 

 短い時間だけでも、

 

 そこにい続けたくて

 

 刻が迫っていると分かっていても、

 

 その世界をもう一度だけ見たくて

 

 もう一度だけ、

 

 あと一度だけ、

 

 そう自分に云って、

 

 目を閉じる

 

 夢を見るために、

 

 もう一度だけ目を、

 

 閉じた。

 

 

 

 

 香里が目を覚ますと、いつの間にか隣に寄り添っていた栞が、安堵したようなため息を吐いた。

「お姉ちゃん……」

「――――し、おり?」

 そこで、はじめて自分がベッドに寝かされていたことに気付く。

「あ、あたし……」

 負けた、のか?

 だとしたら、天野は?

 動かなくなった、天野。彼女は、いったいどうなってしまったのか?

 香里は、身体を起こそうと腕に力を入れ、

「――ッ!」

 激痛、とまではいかないものの、普段とはまったく異質な腕の感覚に、戸惑った。

「お姉ちゃん、まだ病み上がりなんだから、気をつけてよ」

 栞は、香里を寝かしつけると、布団を掛けなおす。

「美汐さんは、いまはまだ寝てるよ。だから、お姉ちゃんもいまはゆっくりと休んで」

 栞に無理矢理寝かせつけられる格好になりながらも、香里はふふっ、と微笑んだ。

「少し前まで、逆の立場だったのにね」

 なつかしい。あの頃。あの頃は、栞はまだ病弱で、学校にも行けず、誕生日まで生きれるかどうか……。それが、相沢祐一と出会い、そして奇跡が、起こった。

「戻らないとね……」

 香里は、知らず呟く。

 そうだ。戻らなければ。もとに、もとの日常に。

「お姉ちゃん」

 呟く香里に、栞は優しく声を掛ける。

「……戻ろうね、祐一さんを連れて」

「そう、ね」

 戻るんだ。元の、世界に。

 日常に。

「ところで、栞」

「なに、お姉ちゃん?」

「………………」

 香里は、栞をゆっくりとながめ、

「その服……なに?」

「エ?」

 栞の服装は、ふりふりのメイド服だった。

 

 

 あゆは、例によって例のごとく、道に迷っていた。

「うぐぅ」

 気が付いたら、ひとり。そのまま半日以上、さ迷っている。永遠に続くかと思われた街路樹は終わり、いまはひたすらに公園の中を歩いている。こんなにも、この公園は広かっただろうか? そんなはずはない。そんな、一時間以上歩いているのに終わりが見えないなんてことは、無かった。なら、ここは違う。外見だけは、もとの町そのものだ。だが、違う。ここは、違う。例えるならば――、

「栞ちゃんの、絵みたいだ」

 微妙な、違和感が常に付きまとう世界。息苦しさまではいかないものも、息をするのにも違和感を感じてしまう。緊張が、抜けない。リラックス出来ない。

 肩が凝って、しょうがない。足が痛くて、いまにも座り込んでしまいそうだ。でも、出来ない。いま止まったら、もう祐一に逢えない気がする。そんな気がする。だから、止まらない。祐一に逢うまでは、立ち止まらずに進むしかない。前に、前に――

「でも、たまには立ち止まらないとなぁ」

「ッ?!」

 背後から、声が掛けられる。聞き覚えのある、声。祐一の友人で、あゆの人形を探してくれたあの人物。

「――北川、くん?」

 後ろを、振り返る。そこには、頭のアンテナトレードマークの彼が、立っていた。

「いきなりで悪いが、」

 ――時間が無いんでな、と言い残し、北川の姿が残像となる。

「?!」

 驚く間すら、与えられなかった。

 北川は、大きく腕を振り、そのままあゆの背後から襲い掛かる。手には、木の枝。しかし、それは先が尖っているというだけで凶器へとなる。

「ふっ」

 一息であゆの後頭部に、木の枝を刺し込もうとするが、あゆは咄嗟に前屈みになり、前へ飛んでそれを躱す。

 

 ザンッ。

 

 木の枝が、あゆのダッフルコートを切り裂く。

「チッ」

 枝が折れる。もともと使い捨てのこの凶器、それでもダッフルコートを切り裂くという威力は、北川の能力だからこそ出来ることだ。

 Lightning・Knight――閃光の騎士という名は伊達ではない。敵の頭上から、容赦なく襲い掛かるこの攻撃を、躱すということはほぼ不可。

「この初撃を躱しただけでも、良くやったといえるさ」

 北川は、足元に落ちている枝を拾い、先のほうを斜めに折る。それだけで、それは凶器に変わる。

 無造作に木の枝を持ちながら、北川はあゆに近づく。

「…………」

 あゆは身構え、じりじりと後退する。

「――そんなに身構えなくても、いいだろ」

 北川は軽口を叩きながらも、あゆから視線を外さない。

「――――」

 あゆが能力をすでに使っていることは、北川にも分かっている。だが、あゆの能力″L'Apesso――吊し人(何ものも捕える網)″では、北川を捉えることなど、出来はしない。

 全てを捕らえられるとはいえ、それに北川は含まれない。あゆたちのように、身体の部分々々を差し出して、能力を得たわけでは、無いのだ。存在自体が、すでに能力となっているのだ。

「まあ、好きにしろよ」

 誰にともなく、北川は微笑むと、

「――俺は、あいつを連れて帰るんだからさ」

 あいつ、とはきっと相沢祐一なのだろう。なんとなく、あゆにはそんな感じがした。

「だからさ、ここでは――、止まれないんだよ」

 北川の姿が、霞む。

「それは、」

 ――それは、ボクもだよッ!

 あゆは、北川に向かって右腕を差し出す。

 

 ヒュンッ。

 

 空気を切り裂き、5本の糸が北川に襲い掛かる。が、すでにそこに北川はいない。

 想像以上に、疾い。だが、手ごたえは、あったのだ。

「そんな!?」

 瞬間、あゆは急に視界が薄暗くなったのを感じた。

 上! 左腕を伸ばし、頭上に糸を走らせるあゆ。

 

 ザシュッ。

 

 手ごたえ、アリ!

 殺った、という感じが、じかに伝わってくる。

 が、

「残念、惜しかったな」

「!!」

 手ごたえは、あったのに。それなのに、北川はあゆの背後に、立っていた。

「そんな……」

 質量のある、残像だとでもいうのだろうか?

 そんなはずはない。

「まあ、運が無かったんだ」

 北川は、容赦なく、

 

 ――死にたくない。

 

 慈悲無く、

 

 ――死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない。

 

 凶器と化した枝を、

 

 ――死にたくなんて、無い!!

 

 あゆに突きたてた。

 

 ――祐一くんに、逢うまでは!!

 

「うわぁぁッ!!」

 あゆは、持てる力を全て、自らの指に込めた。だが、

「それでも、足りない」

 北川は、突き出されたあゆの掌に、木の枝を突き刺した。

「――――ッ!!」

 声すら、出ない。

 顔面を押さえつけられ、あゆは地面に叩き付けられた。

「運が、無かったんだ」

 氷のように冷たい、北川の言葉。

 あゆは、自らの掌に開けられた穴の痛みすら忘れ、ただ、震えた。

「……いや、いやぁ」

 ここで、死ぬの? 祐一くんにも逢えず、誰にも助けられず、祐一くんの友達に、殺されてしまうの?

「俺にも、譲れないものはあるんだ。悪いな」

 噴水の水が、ピタリと止まる。

 あゆの顔を覆っている北川の手に力が篭る。

「ッ!!」

 いよいよだ、と思う。

 祐一の顔が浮かび、そして消えていく……

 と、

「悪いと思うなら、その手をどけてください」

「誰だっ?!」

 突如、公園に声が響き渡る。

「あはは、知らないひとに名乗る気なんて、ありませんよ」

「……倉田、先輩?」

 北川は、いま己を見下すように水の止まってしまった噴水の上に立つ佐祐理を呆然と見上げた。

「あなたの知ってる佐祐理は、佐祐理じゃありませんよ」

 よく分からない言い方だったが、

「……そう、みたいですね」

 北川は、理解したらしい。

 いま目の前にいるのは、物質の倉田佐祐理であり、反物質である北川潤が知る、反物質の倉田佐祐理ではないのだ、ということを。

「あなたは赤の他人だ」

 呟くと同時に、二人の視界から北川が掻き消える。

 轟! という音のみが、二人の間を行きかう。

 視認出来ない速度――さらに、北川は加速していく。

「――――」

 あゆは、息を呑んだ。あれが、本気の力。ともすれば、あの力の矛先は自分に向くのだ。

 ――動けない。

 さきほど感じた違和感どころの騒ぎではない。圧倒的な力の前に、あゆはただ佐祐理を見ていることしか出来なかった。無事であって欲しいなど、思えない。考え付かない。自らの手に開いた穴の痛みすら忘れ、この力が自分に向かないことをただ祈り、ひたすらに願うだけだった。

 一際、風が啼いた。

 その叫びに近い風は、北川が起こしたものに違いなかった。

「…………」

 風の叫びを切り裂いて迫ってくる北川の攻撃を、佐祐理は無手で受けようとしていた。

 佐祐理には、北川の動きが視える。

 ――″Le Stelle――星(極眼)″。全てを見極める術を、佐祐理は有していた。

 右へ左へと、速さというものを超越したその動きで、北川は迫ってくる。

 それはまさしく、――超速。

 

 ガァッ!!

 

 風が雄叫びを上げ、佐祐理へと襲い掛かる。いくら見えていても、それに反応できるかどうかは、自身の腕次第。迫り来る弾丸と化した北川を見つめ、佐祐理は――

「あはは」

 嗤った。

 同時に、

「ッ?!」

 北川の目の前、佐祐理と北川の間に、突如として黒い物体が割り込む。

 物体、では無いのかもしれない。なぜならそれは、影だったのだから……

 実体というものを持たない、ただの黒い影だったのだから。そして、北川はその影に、

「バ――――」

 呑まれた。

 断末魔を上げる間もなく、すっぽりと影に覆われるように、北川の姿は佐祐理の視界から消え去った。

「あはは」

 その光景を見ても、まだ佐祐理は笑っていた。気が違ってしまったかのように、佐祐理は笑い続けていた。

 黒い影は、徐々に形を成していき、いまやその姿は死神と化していた。

 

 

「ここは、わたしのホームグラウンドだよ。真琴には、負けないんだから」

 笑顔のまま告げる名雪は、少なくとも真琴の知る名雪ではなかった。外見はそのままでも、決定的に、根本的に、違うのだ。

「あ、う?」

 その違いに戸惑い、真琴は動けないでいた。

 相手は、こちらに敵意を剥き出しにして立っている。それは理解していても、真琴の眼に映っているのは、名雪なのだ。どこからどう見ても、毎日同じ屋根の下で生活していた、あの良く寝る少女なのだ。

 外見に惑わされるな! そう誰かが云っている。しかし、真琴は判断しかねていた。

 あの、自分に優しく接してくれた少女に牙を剥いても良いのか、どうかを。

「いくよー」

 名雪は、いままさに真琴を攻撃すると宣言した。その瞬間に、

『ヤツは……敵ッ!!』

 真琴の中の声が、そう叫ぶ。そして真琴は、それに呼応するかのように、跳んだ。

 瞬間、

 

 ズンッ!!

 

 真琴がさっきまで立っていた場所に、大きな穴が開く。

「……はずれちゃった」

 ″Il Sole――太陽(神の如き速き足)″を使い、真琴へと特攻を仕掛けた名雪。しかしその強烈な踵落しは、真琴に当たることなく、地面に大穴を穿っただけだった。

「″La Papessa――女司祭(故に最強)″」

 さらに名雪は自分を中心に巨大な重力場を発生させた。普段の10倍はあろうかという重力。しかし真琴はそれさえも、前もって知っていたかのように後ろに跳び、躱す。

「あ、あぅ……」

 咄嗟の攻撃を避けたはいいが、真琴は戦慄するばかりだった。

 いまや、真琴の視界に名雪は映らない。――ただ、ただ眼前には闇があるだけだった。まるで空間を切り取ったかのような闇。闇と云うよりは、それはその空間を完全に切り取ってしまったかのように、真琴の視界に収まっている。

 ――ただ、そこだけが欠けている、抜け落ちている感覚。目の前にあるのに、そこだけは完全に見えない。

 それもそのはず。名雪は能力を完全化させ、自分に降り注ぐ光りすら、その重力場で押しつぶしてしまったのだから。

「――――」

 声、らしきものが真琴には聞こえた気がした。しかし、空気すら完全に押しつぶしてしまっているその空間はもはや、空気すら通さない。だから、声なんて聞こえないはずだ。

 ……そう、空気すらも。

「ッ!!」

 急速に、真琴はその闇に引かれ始めた。

「あうぅ!!」

 空気すら、光りすら押しつぶしているその空間は、もはやブラックホールと化していた。

 ――アレは、危険だ!!

 真琴の中の声が、警告音を引っ切り無しに上げている。しかし、それでもあの空間に一度引かれ始めたら、抜け出せない。

 すでに真琴は、釣り針に掛かった魚のそれだ。そう名雪は確信していた。

 ――確信してはいたが、現実そう事が運ぶとは限らない。

「…………。すぅ」

 真琴は引きずられながらも、大きく息を吸い込み、

「真琴ぉ、パーンチッ!!」

 自らその切り取られた空間へと飛び込んだ。

「――――ッ?!」

 名雪の戸惑いが、真琴に感じられた気がした。しかし、真琴はそんなことを気にしない。

 いまは、ただ全力でぶつかっていくだけ。

 拳に力を込め、打ち込んでいく。

 能力を開放したつもりはない。しかし、真琴の身体はいま、名雪のそれとは桁違いの力で満ち溢れていた。

 BEAST・QUEEN――獣の女王。プロモーションを果たした真琴の、真の力が全ての源だった。

 予期せず敵陣の奥深くまで入り込んだ真琴は、プロモーションを果たした。そして、最強の駒・クイーンになったのだ。

 一介の兵士ごときが、女王に叶うはずもない。

 

 

 ″La Papessa――女司祭(故に最強)″を発動させていたはずの名雪は、気が付いたら地面に倒れていた。

「あ、れ……?」

 手足が、あらぬ方向に曲がっている。

 おまけに、右手の指も無い。

 やられちゃったんだ。そう、声を出したはずなのに、

「ひゅー、ひゅー……」

 名雪の声は、声になる前に喉に開いた穴から空気が外へと漏れていき、音にしかならなかった。

 名雪の眼には、いまでも真琴の拳が焼き付いている。最後に見た光景、それが真琴の拳だった。

 名雪が発動させた完全なる重力場。空気すら、光りすら押し潰してしまうそれを破って来た真琴のその力は、最強の名雪の能力を破るに相応しいものだった。

「……獣の、女王」

 王の名を冠した獣は、まさにこの世の最強を超越した生き物だった。

 

 

 ふたりの王が激突する。

 お互いにまったく同じ力量で、技量。

 決して、どちらかが勝っているということはないその闘いは、禁じ手。

 終わることの無い闘いは、しかし突如として意外な結末を迎える。

「はぁああっ!!」

 裂帛の気合で振り下ろされた刀。それを、

「――――ッ!!」

 杖で弾き、そのまま杖で相手の喉下を衝く。

 それすらも、一度は軌道を逸らされた刀で弾く。返す刃で、相手の首を撥ねに行く。

 首を撥ねに来たことを承知で、杖で相手の腹を薙ぐ。

「ぐっ!!」

「ッ!」

 腹に走る衝撃。

 首の皮一枚を斬られた痛み。

 痛みすらも、お互いに同じだけしか与えられない。

「手詰まりだ」

 刀を支えにして立ち上がり、祐一は自分自身を見る。

「……そんなことは、先刻承知じゃないか」

 杖を片手で持ち、首元から垂れる血を抑える祐一。

「……手詰まりだが、なにかしなければと思ってしまう」

 杖を握りなおし、振りかぶる祐一。

「そうだな」

 祐一の持つ刀が正眼から、上段の構え・火の構えといわれる最も攻撃的な構えに変わる。相手の技の起こり頭を一刀で制する気持ちで構える。中段の構えから竹刀を頭上に上げ両腕が顔の前で三角形を作るようにして構えた。

 威圧的な構えのまま、祐一は間合いを詰める。

 ジリジリと、間合いが縮まり、一足一刀の間合いへと、入った。

「せいっ!!」

 これできめてみせる! それが例え自分自身を傷つける行為になると分かっていても、祐一はそうするしかなかった。自分自身を斬り付け、自分自身を殺すしか、道は無い。

「そんな短絡的思考は、認めませんよ」

「?!」

 祐一が振りかぶって斬り付けた筈の刀は、もうひとりの相沢祐一に命中することなく、いきなり現れたひとりの男によって受け止められた。

「さ、斉藤……?」

「おう。久しぶりだな」

 祐一の目の前には、いつの間にか斉藤が立っていた。

「な、んで?」

 斉藤はさっきまではいなかったはずだ。この空間には、ふたりの相沢祐一しかいなかったはずだ。それなのに、斉藤がいる。しかも、もうひとりの相沢祐一の姿が無い。

「キャスリングさ」

 刀を素手で受けたまま、斉藤は祐一の問いに答える。

「キングとルークは、その位置を互いに入れ替える事が出来るんだ」

 そんなルールが、どこかの盤上ゲームにあったかもしれない。漠然とそんなことを思いながら、祐一は自分の身体から力が抜けていくことを自覚していた。

「さて、これでチェックだな」

 その通りだ。

 キングとは、その名の通りの力なんて持たない。

 最強は、あくまでクイーンであり、キングとはただの張りぼてだ。プロモーションすら叶わないその身は、もしかしなくとも最弱なのだ。

「そのキングの首、IRON・ROOK――鉄壁の城が頂くぞ」

 それは、祐一にとっては死刑宣告以外のなにものでもなかった。

 

 

 

 

 

 

 あ、なんかもう終わりそうだ。


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おなまえ    めーる   ほむぺ 
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