――この物語は、遠い、遠い昔のお話。

 

――そして、

 

――今もなお、続く物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ここは?」

 

目の下にいる少女が、きょろきょろと周りを見渡している。

 

「え、ぅ、あれ?」

 

疑問形の少女の顔は左右確認を3回ほど繰り返してから、上へ――私のほうへ向いた。

 

「……だれ?」

 

明らかに、怯えをおびた瞳。

 

その表情はこれ以上なく私の心を揺さぶる。自分が他人でしかありえないことを嫌でも確認させられる。

 

『だれ』、か――今まで、私は何回この台詞を聞き、答えてきたのだろうか?

 

いったい、何人、いや何百人の『彼ら』に、私は会ったのだろうか?

 

そして、いったい何人の『彼ら』を――

 

そう疑問に思っても、思い出すことを私はしなかった。

 

過去にあるのは深い悲しみだけだから、それを思い出すのはあまりにも苦しい。

 

そう。

 

苦しいのは嫌だ、

 

悲しいのは嫌だ、

 

それでも、

 

これは私の義務なのだから、

 

少女の問いに答える前に私は言わなければならない。

 

例え、この言葉の意味が、相手に伝わらなくとも。

 

さあ、

 

息を吐いて、吸って――笑って、

 

「…はじめまして…、そして――

 

 

 

 

 

Weigh the fate in a balance

 

 

 「――おや…?」

私はある物を感じて、目を通していた書類を脇へとのけた。

光。そうとしか言いようのない美しい輝き。

精神だけが周りに影響を及ぼす白しかない薄闇の中でも。

線香花火のようにきらきらと輝く光を、私は確かに感じた。

「……ふむ」

音を、心を、目を、静かに閉じて。

遠く。光の感じたところへと心を飛ばす――流れる風景、夏、きらめく星、茜色の夕焼け、鈴の音――

きらきらと輝くそれは、死から生へと移り変わった少女の魂。

 

――ああ…そうか。

 

理解し、自然と自分の顔に笑みがこぼれた。

胸の奥がもどかしいように熱く、熱く焦がれる。

ああ、久しく、忘れていた感情だ。心からこんなに喜ばしいことなんてめったに無かった。

いや、ここではあまりにも悲しいことが多すぎたのだろう。だから、いつも偽りの笑みしか浮かべることができない。

けれど――だからこそ、その中である幸運は、より喜ばしい物に違いない。

ああ、早く、早く。

私は前を見据えて、けれど、あまり遠くを見ないようにして。

これから訪れるであろう、少女を待った。

 

 

 

 

人々が生きている場所。

そのはるか上空の、けれども違う次元に、私はいる。

今、私がいる場所をきっと人は『天国』と言うのだろう。

そして、そこにいる私のことをきっと人は『神』と言うのだろう。

しかし、死んだ者の魂を集める存在。彼らのことを人はいったいなんと呼ぶのか。

『死神』と呼ぶか、それとも――

 

それとも…

…いや、きっと、それはありえない。悲しいけれど、私は首を振って否定する。

死は、もともと穢れを表す、不浄の物。

どんなに『死ななければいい』、そう思っても。

結局生まれた者はやがて死んでしまうから、人は親しい者の死を忌み嫌い、恐れ、嘆く…。

その感情が人の欲から生まれた醜いものだとしても。

魂を持ち去ってしまう者など、敵でしかない。

 

――『死神』などではなく。『天使』と、そう呼んではくれないのだろうか。

 

だからこれは夢物語に過ぎない。

理論と感情は全く別のものだから。このささやかな願いは、人には、叶えることができない。

たとえ、まったく関係ないのだと分っていても、心が強く否定してしまう。

きっと、『神』である私も、人間だったころなら絶対に――そんなこと…。

 

…できないだろうか? 

本当に、できないだろうか?

私がまだ人だったころ――と、考えてみるが、思い返してみるが、ずっとずっと昔の昔は薄い霧の中にあって。

まるで…、思い出せなかった。

悲しいと、素直に思った。

思い出せないことよりも、そのことに何の感慨を抱かなくなっている自分が――何よりも。

 

そう。

『神』も『死神』も昔は、ずっと昔は人間だった。

特に『神』は、『死神』よりもずっと長く、消えずにこの世に残っている。

『死神』や『神』になる方法はたったひとつ――

 

――『やさしい』魂が、道に迷って、それを『神』が救う。

 

『死神』は魂を天へと運ぶ役目を持っている。だが、けして命を奪う存在では、ない。

命が失われるのはもっと別の因果による物だ。『死神』はただ、命を失いさ迷う魂を回収するだけ。

だから必要なのは命を奪う冷徹さではなく、魂を癒し包み込む優しさ。

それゆえに『やさしい』魂。ただそれのみがこの役目をなし得るのだが。

『やさしい』から、こそ。

 

悲しく。

 

切なく。

 

無常な。

 

避けられない、運命にも似た試練が、『死神』にはある。

『死神』であることを望もうとも、望まなくとも、もうすでに『死神』は『死神』でしかなく。

その行き着く先は――

 

 

『死神』は、良くも悪くもこの上なく『やさしい』タマシイ。

『やさしさ』は人の死を悲しみ、親しい人の死に悲しむ人を見てまた悲しみ、また悲しみ、また――。

それなのに『死神』のことが見えるのは、死に近しい者だけで。

もうすぐ死んでしまう者か、その者に親しい人か、そのどちらか知り合うことができず。

相手が自分が『死神』だと気づけば、罵られ。

例え気づかなくとも、知らなくとも、確実に別れだけはやってくる。

だからこそ『死神』は半永久的に孤独だ。

やさしければやさしいだけ心が悲鳴をあげ、親しくなれば親しくなるほど悲しみは深くなる。

悲しみの無限地獄。

だからこそ、望まずとも、思わずとも、『死神』としての行き着く先はふたつ。

 

――自らの思いを込めた『タマシイ』を封印するか。

 

――悲しみを背負い、魂にかかる負荷に耐え切れずにキエテしまうか。

 

少なくとも、私の出会ってきた『彼ら』の中では圧倒的に前者のほうが多かった。

圧倒的な悲しみの中でかりそめの生を続けていくにはあまりに人は弱すぎた。

そして、そのほうが優秀――いや、長く存在し続ける――とされてしまっていたのだから。

あの娘は、言うなれば『落ちこぼれ』だったのかもしれない。

 

――りぃん

 

いや、おそらく違う。

『おちこぼれ』なんかではない。

多分、あの娘は強かったのだ。心が、どんな『死神』よりも優しく、強く。

そして、

 

――りぃん

 

何より、運と、自分の重荷を少しでも取り払ってくれる何かがあの娘にはついていたのだろう。

だから、光。

『死神』の残された唯一の光を、果てしない闇の中から見つけることができたのだろう。

死から生へと変わる一瞬。

線香花火のような、小さいけれど、暖かな光を放つ愛すべき人、そして自分を愛してくれるその存在を――

 

――りぃん

 

切れ切れに響く鈴の音と共に少しづつ光が現われる。

 

光は、急速に収束して、一人の少女の姿を形作っていく、きらきら、きらきらと。

消えて。

 

現れる。

今は『死神』の。少女。

そして、人へ生まれ変わる少女。

 

「…おかえりなさい、といったほうがいい、ですか?」

 

きょろきょろと周りを見て、地面なき地面に手をついて、「あ…」と、私にやっと気づいた。

初めて、会ったときも同じような反応だった。

違和感。

初めてあった時と、同じような光景だが、何かが少し以前とは違った。

 

「えへへ、ただいまぁ」

 

にこーと。

本当に幸せそうな、少女の微笑みが、暖かく、嬉しく、胸に溶けた。

ああそうか、決定的にだけれどほんの少し、初めと違うのはこんなに嬉しく些細なこと。

少女は、笑っていた。

私も、自然に笑えた。

 

「探し物は…忘れ物は、見つけることができましたか?」

 

少し、少女の顔が曇る。

 

「忘れ物は…、見つけれたよ。 友達もできたし、好きな…ひとも、できた…――

 

――だけど…」

 

「だけど?」

 

歪む、少女の顔。

 

「大切な、友達がひとり…いなくなっちゃッ…たよ」

 

泣かない。少女は泣いてはいない。

先ほどまでの笑顔は崩れ、泣きそうに歪み、悲しみの色が見え隠れするけれども。

決して泣いてはいない。

孤独であるはずの『死神』である少女の、たった一人の友達。

確か、アルキメデス、と。少女が呼んでいた、偽りの『死神』。

 

「…悲しい、ですか?」

 

「うん」

 

「…その…友達、のことは、大好きでしたか?」

 

「うん」

 

「…苦しいですか?」

 

「…うん」

 

「…前のように、忘れてしまいたいですか?」

 

――りぃん、りぃん。

今度は言葉は無く、ただ、鈴だけがゆれた。

 

「なら、覚えているといい。人になっても、それから何年たっても、ずっと――そうすれば」

 

ぽん、と。少女の頭――とは言っても帽子越しに――手を置いて。

 

「きっと、あなたの友達は喜びますよ、伝えられなかった、言葉も、きっと伝わります」

 

「…う、ん。うんっ…」

 

親しい者の死はそう簡単に割り切れる物ではないと分っているから、

私もそれ以上は慰めも何も言わないようにした。

何も、

言わないように――

 

――違う…

 

どんよりとした闇のうねり。

自分の存在を否定する、もう一人の私が、燃えるような怒りと激しい罪悪感が私の身を撃つ。

 

――言わないのか? 本当に、私は。少女のことを思ってそういっているのか?

私は言わなかったのではない、言えない、言うことができないのだ。

これ以上私が何を言う。ひと時の快楽を得るため、こんな酷い仕打ちをしている私が何を言うというのだ?

この――偽善者め。

分っていたはずだ。

この娘がアルキメデスを失ってしまう可能性が、未来にはあったと、知っているはずだ。

全てを失って消えてしまう可能性もあったはずだ。

『神』はその力ゆえすべてを見通す。

どんな者であろうと、その心、そして過去と未来が分かってしまう。それはと例え自分自身であっても。

それでも、私は――。

 

私は――。

 

――ざわり。

 

肌が、ぞくりとした感覚を捕らえる。

この矛盾した気持ちは、元々は『神』が人であったからこそだ。

この先にある可能性を知り、それを無視することさえできず、わずかな希望にすがり絶望し心を軋ませる。

ああ、なんで、なんで、どうして。

私はこんな、人まがいの、出来損ないの『神』なのだろう。

『神』はもっと、尊くて、偉大で、慈愛に満ちていて、ああ――こんな、こんな欲にまみれた『神』などいらない。

グァッと、底の見えない井戸を覗き込んだような闇色の感情が押し寄せてくる。

こんな、こんな『神』などっ……

 

――消エテシマエ。

 

「…?」

 

自分を見上げる瞳に、我を取り戻す。

いけない、落ち着け、落ち着け。いまは、それを考える時ではない。

そう今は、

 

この娘を『死神』の戒めから解き放つのが先だろう。違うか? ――尊くて、偉大で、慈愛に満ちた『神』よ?

 

この娘は遠い昔においてきてしまった物を、見つけることができた。

愛しい人と、自らの思いと、『死神』であった証。

愛し愛されるのは、望んでどうにかなる物ではない。望まずしてどうにかなる物でもない。

普通よりも、長く、苦しい道を耐えてきたからこそ、この娘には。

生きていくだけの資格が、ある。

 

「――時計を」

 

ちゃらり、かちゃ。

 

少女から、時計が手渡される。

手にかかる少女の心の重みは、じんわりと暖かかった。

 

さて、仕事だ――

 

息を、殺し。空気の流れを口の中へと引き寄せる。

 

「輪廻転生、生命流転。生きゆく者はやがては死に、死にゆく者はやがては生まれる。

 死にゆく者の住まえし土地は現世にあらずれど、其れのみで無し。

 この者の昇華されし魂を、迷うことなく、ただ、在るべき所へと、反したまえ、帰したまえ――」

 

――キィン――甲高く、音がして。

 

「う、わぁ…」

 

金色の懐中時計から、蛍のような光が昇り、集い、そして――弾けた。

「ふぅ」と、息をつき、手元にある懐中時計を少女――元『死神』――へと返した。

少女は、きょとんとして、「あれ? あれ?」と私を見る。

そのあわてている様子が、どうしようもなく愛らしい。まるで小動物のようだと思う。

くすくすと笑いが漏れるのを止められなかった。

 

「その時計は、貴方にプレゼントしますよ。 もともと、そういうものです」

 

――もっともそれは、消えてしまわなければの話だが…。

 

少女はじっと時計を見て、私を見て、時計を見て、私を見た。

 

「…本当に?」

 

「本当です」

 

「…本当の本当?」

 

「…ここで嘘をついても、私に得は無いですよ」

 

「…えへへ、やったぁ」にこー。

 

さりげに、その時計が気に入っていたのかもしれない。

 

「ああ、それと。何か今のうちに済ましておきたい用事はありますか? 短くて一年くらいはここにい」

 

「え、ええっ! なんでなんで、どうして?」

 

『死神』になる時に、私は説明しなかっただろうか?

…覚えていない。

 

「死から生へ移り変わるには時間がかかります。特にこの場合その姿を今の貴方の状態にしなければなりません。

 さらに、記憶や、もうちょっと現実的な話をするならば戸籍とかも創らなければなりません。

 それに私自身の仕事もありますから…そう早くは戻れないのです。…わかり、ましたか――」

 

「ぅ、うん。わかったよ…」

 

やはりと、言うべきか。少女の顔は一瞬悲しみの色を帯びる。しかし、すぐに「にこー」と笑った。

 

「ならさ、ボク。もう一度、常盤村に行きたい」

 

「どうして、ですか?」

 

聞くと、すこし照れたようにうつむいて、

 

「えっとね。――そう、ボクまた忘れ物してきちゃったんだよだから――」

 

でもすぐ、すこし赤くなった顔を見せて、にこーとわらって。

 

「ボク。もう一度、常盤村に行きたい」

 

「…分りました。ですが、用事が終わったらできるだけ早めに帰ってください。今の貴方はとても不安定なんです」

 

指を、ぱちんと鳴らす。

 

「えへへ…、わかったよっ」

 

そうして、また、少女はすこしづつ光の粒子へとまぎれていく。

私はそれを見ながら、

ひとつ、言い忘れていたことを思い出した。

 

「それと、貴方の体が構築されるまでは、ここ――つまりは私のとこで手伝ってもらいますので――」

 

「えっ」

 

「よろしくお願いしますね」

 

少女が何かを言う前に、その姿は光に消えて、残ったのは私と。

罪の、意識。

 

 

 

 

 やはりというべきだろうか――私にはこの一年近くは妙に短く感じた。

いや、もともと一年などほんの365日で、果てしなく生きている私にはやはり短い物なのだが。

いつもと違ったのは――楽しかったのは――少女がいたからなのだろう。

だから、これは、

おかげ。これは少女の、おかげ。

 

そして同時にこの狂おしいほどの切なさもまた、少女がもたらしたものなのだ。

時間は残酷なまでに誰にもでも平等に流れて、そして、終わりを告げる。

 

それは『神』でなくても、わかっていることなのだが。

 

やりきれない。

 

と、目の前でやけにかしこまった少女をみながら思う。

 

「えっと、んーと、お世話になりました。で、いいのかな?」

 

何でだ。

 

「…いや、まぁ、挨拶は何でもいいんですが」

 

「あっ、そうなんだぁ」にこー。

 

「いや、まあ、無理に『死神』になってもらったのはこっちですし」

 

私は、苦笑いを浮かべる。

 

それをみて不満そうに少女が言い返してくる。

 

「んー。でも、初めて会ったときに言ってくれたでしょ?」

 

「え…」

 

「『はじめまして、そして、歓迎します。私の『家族』よ』って」

 

「あ」

 

「ボクね。死んで一人になって、気づいたらここにいて。そうやって言ってもらって嬉しかったから」にこー。

 

重く。

 

疼くような切なさがこみ上げる。

 

「ああ…」

 

泣いてしまいそうに喉が振るえ、涙腺が緩む。

 

「どうして…」

 

それでも、私は『神』なのだから、泣いてはいけない。

 

「あなたは…」

 

泣いて、涙を見せて、この少女にこの場所への心残りを見せてはいけないのだから。

 

「…そういうところばかり覚えているのですか。 どうせなら初めの説明も覚えといてください」

 

歯を、食いしばってでも堪えるべきだ。

 

「んー、そういうのって苦手なんだよねぇ」

 

そういって、ぶつぶつといろいろと文句を言い出す。

 

「…それで、出る場所は常盤村でいいですね?」

 

「うん」

 

「それでは、――ンッ!」

 

その掛け声と共に、少女は少女はあふれる光の中に溶けるように消えだした。

 

「さようなら…」

 

少女が言う。すこしだけ、悲しみを帯びた声で。

 

「ああ」

 

私は。

 

何も言わなくていいのか?

 

いや、何か、何か言わなければ後悔する。『神』としてではなく人としてそう感じる。

 

言うべきだ、私は。

 

『家族』として。

 

「…いってらっしゃい、幸せに…」

 

その言葉に。

 

跳ねるように少女が笑って返す。

 

「うん、いってきますっ!」にこー。

 

その声を最後に、

 

光は、

 

消えた。

 

頬につたう一筋の涙がこれ以上ないほど暖かく感じた。

 

 

 

 

「…ああ」

 

少女が消えた後を私はじっと見つめている。

その、今はもう何もない場所を見つめているとやはり私は一人なのだと言うことを実感する。

 

私の近くに誰かがいるのはほんの一瞬。

私に流れる多くの時間からすれば、それはあまりに短く儚い時間。

 

出会いに心を震わせ、別れに心を軋ませ、それでもまた出会うことを望まずにはいられない。

 

なんと、

 

愚かな。

 

こんなに、心が切なくても。

 

こんなに、心が温かいから。

 

また私は優しい『彼ら』がここに来ることを望んでしまう。

 

なんと、汚く、欲にまみれた『神』なのだろう。

 

それでも、尊くて、偉大で、慈愛に満ちた『神』になることを捨てきれない。

 

なんて、なんて出来損ないの『神』。

 

「ああ…」

 

また、光が集う。

 

優しい『死神』がまた、ここに来てしまったのか。

 

今度の『死神』は、心を壊すだろうか、また新たな生を持つことができるのだろうか。

 

私のそばに、少しでもいてくれるのだろうか。

 

光が集う。

 

私は、その小さく輝く光から現われる『彼ら』見つめる。

 

流した涙は、いつの間にか乾いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――この物語は、遠い、遠い昔のお話。

 

――そして、

 

――今もなお、続く物語。

 

――出来損ないの神様と、優しい死神の、終わることのない物語。

 

 

 

 

ENDLESS

 

 

 

懺悔(あとがき)

 

神様、

 

何気に意味不明な話に仕上がってしまいました。――それが運命です。

つまり何が言いたいのか分かりにくくなってしまいました。――精進なさい、力量不足です。

水夏のキャラの出番がかなりなくなってしまいました。――それでも水夏SSです。

萌えが無い悲しいお話になってしまいました。――悔い改めなさい。

 

 

 

 

律先生を出したかったのですが無理でした。――それだけは止めておきなさい。

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