〜 奇 跡 と 共 に 夢 は 目 覚 め る 〜

  

 

 ここは水瀬家。家主の名前は水瀬秋子、娘の名前は水瀬名雪、居候の相沢祐一、三人はラジオを聞いたり、ごく普通のジャムを食べるのが好きでした。

 

 そんな日常が続くと思っていた。今日あの言葉が掛かるまでは――――。

 

「水瀬、相沢、今すぐテストを提出して職員室まで来なさい!!」

 と言った。職員室で俺達を待っていたのは秋子さんが交通事故に遭い、病院へ運ばれたと言う知らせだった。

「うそ……」

 足元から崩れそうな名雪を俺が支えた。

「とにかく、すぐ病院へ行きなさい。もうタクシーも読んであるから」

 名雪はほとんど呆然として何も言わなかった。先生は俺の肩に手を置いて、しっかり水瀬を支えてやれと言われた。そんな事言われても分かっている。

 タクシーは病院へ向かう道の途中偶然にも事故現場を通った。俺は名雪を胸に抱きその現場を見せない様にした。名雪はされるがまま俺の胸に寄ってきたが、その目は何も見ていない様だった。

 現場には事故の生々しさが残っていた。その道路に残った雪に赤い染みが点々と広がっていた。

「……クッ……!」

 祐一は、胸にたまらないものが込み上げてきて思わず口を押さえた。生々しさや秋子さんの様子を想像してしまったからだけでは無い。

 

 思い出したのだ……忘れていた記憶の最後の1ピース。

 

 病院へ着いても俺達は秋子さんへの面会は許されなかった。

「最善の手を尽くしましたが、大変危険な状態です。後は…水瀬さんの生命力の問題になってきます」

 医師の説明で、俺が覚えられたのはこの部分だけだった。

「分かりました……何かあったら深夜でも連絡をしてください」

 そう言って俺達は家に帰った。

 

「ここは……、何処でしょうか?……」

 今秋子は真っ暗な暗闇にいる、音も光も無く、誰もいない、完全な孤独、

 そんな中にいる。

「秋子さん?……」

 誰もいなかった闇の中に、背が低く、ダッフルコートを着て、背中には天使の羽もリュックを背負った女の子、月宮あゆが呼びかけてきた。

「……あゆちゃん? ここはどこ?」

「……夢の中だよ、終わりの無い夢……」

 その言葉で自分が置かれている状況を少しずつ把握していく、自分は徹夜の仕事帰り、カーブを曲がりきれなかった車に接触した。自分も疲れていたためか車が直ぐ側に来るまで対応ができなかった。

「そう……、あゆちゃんは……、七年前からここに居たの?」

 七年前に大きな樹に登っていた子供が落ちて同じような事故が起こるといけないので切られたが、その時樹から落ちた女の子の名前が月宮あゆ、薄々は気が付いてはいたけれど、なぜか今はハッキリと分かる。

「うん、ボクは七年間この、終わりのない夢を見続けていたんだよ」

「見続けていた……、と言う事はあゆちゃんはこの夢から覚めたの?」

 あゆは、首を横に振る。

「言ったはずだよ、この夢には終わりは無いんだよ。だから……、ボクは夢からは覚めていない」

 しかし、あゆは、現実の世界へ来ていた。皆と同じように泣いたり、怒ったり、笑ったりしていた。あれは一体……。

「現実の世界へ行けたのはもしかしたら、神様からの誕生日プレゼントか、奇跡が起こったのかもしれない……」

 あゆは独り言のように呟き、そして、秋子の方を向いて。

「ボクは、ほんの少しの間……、しかも、本当に目が覚めたわけじゃなかったけど、秋子さんはまだ目覚める事ができるんだよ」

「……あゆちゃん、多分それは無理よ。だって私は、神様は勿論、奇跡なんて信じていないもの」

 秋子は、泣き笑いのような笑顔を浮かべた。

「私は……あの時、あの瞬間から奇跡なんて信じなくなった。あの人が死んだあの日から……」

 あの日も確か雪が降っていた。あの人が、苦しみだして集中治療室に入ったのは……、私は一心不乱に奇跡が起こる事を祈ったが、帰ってきたのはあの人の冷たい体だけだった。あの優しい言葉も、温かく大きな手のぬくもりも何一つ帰っては来なかった。

「でも、奇跡は起こるよ」

 あゆは、弱々しくもハッキリと言った。

「だけど……、秋子さんが帰りたいと思ってくれないとダメなんだよ!! 心からの願いは、願ってる気持ちが本物なら、奇跡は起こるんだよ!!」

 そう言ってあゆは、秋子の前から消えていった。

 

 俺が商店街を歩いていると、不意に後ろから声が掛かる。

「祐一君」

「……よう」

 あゆは今日も待っていたかのように俺の前に現れた。

「……前にボクが、ここで探し物をしているって言っていたの、覚えてる?」

 あゆが唐突に言った。

「え……ああ、言っていたな」

 短い沈黙の間にも俺は名雪の事を考えていた。

「見つかったんだ……ボクの捜し物」

「よかったな」

 俺は、言葉上の反射だけで返事をした。

「今日は、祐一君なんだか元気ないね」

 そう言われて、いつもの俺なら即、「元気だ」と言うのだろうけど。

「そうかな」

 こんな言葉しか出てこなかった。

「そうだよ。祐一君のことはよく知ってるもん。顔見ればわかるよ」

「よく知っている……」

「うん」

 あゆが頷くと、背中に背負っていたリュックの羽があゆの動きに合わせてゆれる。

「じゃあもしかして、今の俺の状況も知っているのか」

「話してみて」

 不思議だった。顔も体つきも幼くて、自分と同じ歳には見えないのに、その時のあゆは、とても懐かしくあたたかい雰囲気で、祐一を包み込んでいた。

 しっかりしろ、名雪を支えてやれと言われて、そうしなければと自分でも張り詰めていた祐一の心が、あゆの空気に触れて緩んだ。

「俺は……」

 俺はあゆに、ぽつぽつと話し出した。はじめは戸惑っていたが、少しずつ名雪に惹かれていった事。そして名雪も自分を思っていてくれた事を知り、心が通じ合ったと思った事。だが、名雪の母親秋子さんが事故に遭い、名雪は悲しみに打ちひしがれて、俺の支えを拒んだ事。

 あゆは、黙って俺の話を聞いていた。

「俺は、どうしたらいいんだろう?俺には奇跡なんて起こせない。俺なんかそばに居ないほうが、むしろ名雪にとっては楽なんだろうか」

「祐一君……」

 あゆは、背伸びをするようにして、ミトンの手袋をした手で、俺の頬に触れた。暖かいミトン。不意に鼻の奥がツンとした。俺は、辛い事を全て放り出して、子供のように泣きたくなった。

「あゆ……」

「祐一君は、名雪さんを誰よりも大切に思っているんだよね」

「……ああ」

「名雪さんを助けたいって、心から願ってるんだよね」

「ああ」

「なら、叶うよ。祐一君の気持ちが本物なら、祐一君が、本当に大切な人の為に、心から、たった一つの願いをすれば、必ず、願いは通じるよ」

 俺の、名雪への思いが本物なら……。

 本物なら、一度や二度名雪に拒まれたからと、挫ける様な事はないはずだ。

「ありがとう、あゆ」

 

 

 その日俺は夢を見た。

 

 

「よお、あゆ、また会ったな」

「うん、なんて言ったってボクたち腐れ縁だもん」

「そうだな……」

「うん、そうだよ」

「俺は明日……夜が明けたら、あの場所で名雪を待ってみようと思う」

 俺は、夢の中のあゆに話し掛けた、あゆは『あの場所』など知らないと言うのに……。それを考えると、これは、独り言のようなものかもしれない。

「祐一君、……夜は明けないかもしれないんだよ」

 あゆは、下を向いていたが、悲しそうな表情なのは分かった。それが何故なのかを俺は思い出していた。あの秋子さんの事故現場の赤い雪を見てしまったあの時から……。

 赤く染まる雪。

 冷たい雪の上に横たわる体。

 そして突然、俺の前からいなくなったあの女の子……。

 何もできず、ただ、あの子の為に泣く事しかできなかった自分……。

 辛い事。

 記憶を閉ざしてしまうほどの辛い出来事……。

「あゆ、誰かが言っていたけどな、明けない夜はないんだぞ」

 俺は、夢の中に広がる高く澄んだ蒼空に、顔を向けて言った。

「けど、時は流れているから、必ず夜は来るよ」

「だからこそ人は、苦しみ、悲しみ、喜び、生きていけるんだと、俺は思う」

「……祐一君に、そんなカッコイイ台詞、合わないよ」

 そう言ってあゆは、俺から少し離れた。

「……ボクは、捜し物見つかったから、もう、ここには来ないかもしれないけど……祐一君と、また会えるかどうか、分からないけど。ボク、ずっと祐一君の事、忘れないよ」

「あゆ」

「……じゃあね、祐一君」

 またね、とも、さようならとも言わずに、あゆは光の中に吸い込まれていった。

 最後に俺が見たあゆは、いつもの、元気な笑顔だった。

 そして俺も、その笑顔につられていた。

 

 

「……名雪」

 俺は、名雪のドアの前から声をかけていた。

「寝ているのか」

 寝ているわけはないが、返事はない、だが俺はかまわず続ける。

「俺、待ってるよ」

 考えた末の行動だった。

「俺……今からずっと、あの場所で名雪を待ってる。あの冬に、名雪が俺を待ってくれていた、あの場所だ」

 それから俺は、手にした目覚し時計を名雪のドアの前に置いた。

「名雪にずっと借りていた目覚まし、ここに置くから。もしも今、名雪が寝ているのなら、この目覚ましで起きてくれ」

 俺は何の反応も返ってこないドアの向こう側に願いを込めて言う。

「それじゃあ名雪、待ってるぞ」

 言うべき事を言って。俺は家を後にした。

 

 

「あゆちゃん、何処に居るの?」

 秋子は夢の世界であゆを、もう一人の夢の住人を探していた。

「どうしたの? 秋子さん」

 闇の中から、あゆが現れた。その姿を見て秋子は微笑み、言った。

「あれから、あゆちゃんに言われてから、少し考えてみたの……。やはり私には奇跡を信じる事はできない……」

 それを聞いた時、あゆの表情が曇り、悲しそうに下を向いた。

「……でも、私には残してきたモノが多すぎるの、そんな理由で、帰りたいと思うのは、ダメかしら?」

 その言葉を聞いたあゆは、泣き笑いのような表情を浮かべ、何度も頷いた。

「いいと思うよ。秋子さんが大事な人の為に、目覚めようと思ってくれるなら」

 そう言うとあゆは、ゆっくりと暗闇を指差した。そこには暗闇があるのではなく、光り輝く『トビラ』があった。

「あの『トビラ』を通ればこの夢からは目が覚めるよ」

 そう言い残してあゆは消えようとしていた。が、秋子の手があゆの腕を掴んだ。

「あゆちゃん……、心からの願いは、願ってる気持ちが本物なら、奇跡は起こるのよね?」

 あゆは、突然の事にキョトンとしていた。

「うん、そうだよ。そう言ったのはボクなんだし、その願いで秋子さんはこの夢から覚める事ができるんだよ」

「なら、あゆちゃんはどうなの、心からの願いはないの?この夢から覚めたくはないの?」

 その言葉を聞いたあゆは体を強張らせた。願いがない訳じゃない、夢から覚めたくない訳じゃない。

「でも……、ボクは……」

 戸惑うあゆの腕を掴んだまま、秋子は光り輝く『トビラ』へと進んでいった。

「あゆちゃん……、」

 秋子の囁きに決心がついた様にあゆは頷き秋子と共に『トビラ』の向こうへと進んでいった。

 

 

 俺が時計を見るともう日付が変わる時間だった。

 やはり……、来てはくれないのか、来ないかもしれないとは思っていたが、実際着てくれないとその辛さが身にしみた。名雪はわずか、十才足らずの時にこんな思いをしたのか、そして俺は、こんな思いを名雪にさせていたのかと思うと、自分の情けなさに腹が立ってくる。

「俺はやっぱり、名雪に、信じてもらえる資格なんて……」

 と。その時

「……雪、積もってるよ」

 一瞬、最初に戻った夢でも見ているのかと思った。

「祐一……雪、積もってるよ」

 現実だった。雪の中に、雪を纏った少女が一人、息を切らして立っている。

「お互い様だろ」

 少女の長い髪にも、服にも白い雪が散っていた。

「寒かったよ」

「それもお互い様だ」

「そうだね」

 少女は笑って俺の前髪についた雪を指で払った。

「私、やっぱり強くはなれないよ」

「………」

「だから……」

「祐一に、甘えてもいいかな?……祐一の事支えにしても、いいのかな?」

「名雪は女の子なんだから、強くなくたっていいんだ。俺が名雪の支えになってやる」

「あの言葉、信じてもいいんだよね」

「ああ」

「私、消さないよ。だから、ずっと証拠残ってるよ。……それでも、本当にいいの?私に、約束してくれる?」

「約束する。もし、約束破ったら、イチゴサンデーおごる」

「ダメだよ、イチゴサンデーでも許してあげない」

「だったら約束破るわけには行かないな」

「うん、祐一。順番逆になっちゃったけど……、遅れたお詫びだよ」

 名雪が目を閉じて。

「それと……」

 俺も目を閉じる。

「私の、気持ち……」

 凍りつきそうな俺の唇が、名雪の唇で暖められた。

「わたし、ずっと、祐一のこと……」

 やっと言える。

 思い出の中で、雪うさぎを手にした長いみつ編みの少女がほほえむ。

「ずっと、祐一のこと、好きだったよ」

 

 その夜、俺達が帰ったのは、午前の一時近くだった。

「遅くなっちゃったね」

「ああ、でも……俺は名雪が来てくれた事が嬉しくて、あんまり時間の感覚がないけどな」

「それって、別の意味で危なくない?」

 などと、冗談を言い合っていると、電話の音が鳴り響いた。俺達は電話へ急いだ、こんな時間に電話が来るなんて、悪戯か、緊急事態しかなかった。そして、今の俺達にとっての緊急事態は秋子さんの事しか考えられなかった。

 俺と名雪は一瞬戸惑った様にお互いを見つめたが、意を決して俺が受話器を取った。

「はい、水瀬です」

 

 

「お母さん、水変えてきたよ〜」

 名雪が花瓶を抱えて部屋にやってきた。

「ありがとう、名雪」

 あの連絡から、一週間がたった。秋子さんの治りも順調で、もう少し経てば退院も出来そうなくらいまで回復した。

「水瀬さん、検査の時間ですので……」

 ドアを開けて入ってきた看護婦が言った。

「あ、もうこんな時間ですか。じゃあ、俺達は帰りますね」

「また明日も来るからね」

 俺と名雪はそう言うと、看護婦に一瞥して病室を後にした。

 次の日、俺達が秋子さんの病室に行くと、医師や看護婦などが慌しかった。

「どうしたのかな?」

「急患でも入ったんだろ」

 などと話していると、秋子さんが話し掛けてきた。

「祐一さん、今朝お医者様が言っていたんですけど……。

 昔、この街に立っていた大きな樹があって、その樹に登っていた子供が落ちて、同じような事故が起るといけないからって、切られたんですけど、その時に樹から落ちた女の子、七年間戻らなかった意識が今朝戻ったって、その女の子の名前が…………」

「……月宮あゆ、でしょう」

 秋子さんは頷いた、が名雪は訳が解らないといった感じで俺と秋子さんの顔を交互に見ている。

「俺、ちょっと行って来ますね」

 秋子さんの病室を出ると医師に部屋を聞いてそこに向かった。

 

 

 そして、ついにあゆの部屋にやってきた。一応ノックをして、部屋に入る。

「おはよう、祐一君」

「……とっくに昼過ぎてるぞ」

 あゆの第一声に呆れながらも俺は答えた。

「うん、ちょっと寝坊しちゃったね」

「ちょっとじゃ、ないだろう」

 こんな普通のやり取りが嬉しかった。

「しかし・・・・・・、似合わないな、その髪」

 あゆの髪は寝ている間に伸びていて、腰位まで伸びていた。

「時々看護婦さんとかが切ってくれてたんだけど……、そんなに似合わないかな〜?」

「似合わないな、退院してからでもいいから、切ってもらえ」

「うん、そうする」

 

 

 雪が降っていた。重く曇った空から、真っ白名雪がゆらゆらと舞い降りてきた。

 冷たく澄んだ空気に、湿った木のベンチ。屋根の上が雪で覆われた駅の出入り口は、今も疎らに人をはき出している。

 駅前の広場に設置された街頭の時計は、三時をさしている。

 まだ、昼間だったけれど、分厚い雲に覆われてその向こうの太陽は見えなかった。

「よ、不信人物」

「う〜、遅いよ〜」

「すまん、ちょっと遅れた」

「遅いよ、遅すぎるよ!! それにボクは不信人物じゃないよ」

「いや、どっから見ても不信人物だぞ」

「どこが!?」

「全部」

「うぐぅ、そんなことないもん」

「新手のイメチェンか?」

「違うもん」

「だったらどうしたんだ、この帽子」

「笑わない?」

「ああ、絶対笑わない。約束する」

「うん実は……、うぐぅ、イッパイ切られた」

「今度名雪にどっか連れて行ってもらえ」

「うん、そうする」

「しかし……、あはははははは……、ますます男の子だな」

「違うもん、女の子だもん」

「帽子取ったところが見てみたい」

「絶対にイヤ」

「絶対に笑わないから」

「もう信じないもん!!」

「あははははは…………」

 まったく遠慮無しにあの人が笑っている。

 他愛のないやり取り、いつもと同じ日常、大切な時間、くるはずが無いと思っていた瞬間。

 昔と変らないやり取りが嬉しかった。

「さて、行くか」

「うぐぅ、どこに?」

「たい焼きを食べに行かないか?」

「もう、たい焼きなんて売ってないよ」

「大丈夫だ、秋子さんが作ってくれるらしいから」

「え!?秋子さんが作ってくれるの?だったらボクも作ってみたい」

「や、やめておけ、鯛焼き以外のモノになるのが落ちだ」

「そんなことないよ〜」

 こらから練習すればきっと料理だって上手になる。

 どれくらい時間が掛かるのかは解らないけれど、

 でも、時間はたくさんあるのだから。

 止まっていた思い出が、ゆっくりと流れ始める。

 たった一つの奇跡を抱きしめながら。

「行くぞ、あゆ」

「うん」

end

 

 あとがき

名雪「嘘つき」

 な!?作者より早く話したと思ったら何だいきなり。

名雪「だって、次はギャグって言ったのに……」

 仕方ないだろう、いきなり書きたくなったんだから。

 

 と、まあ言い訳はこの辺にして素直に謝ります。

「すみませんでした!!」

 あ、あとがきに戻りますと、これは名雪ENDですので。ラストであゆENDみたいになってますが、あれは、名雪と結ばれた後なので、あゆとは友人関係です。

 それからさっきも書きましたが、ラストがあゆENDっぽくなっていますが、実は俺……あゆENDだけクリアしてないんです(爆)やろうとした事さえありません(核爆)しかし、あゆは結構好きです、面白いし。

 と、まあこんないい加減な作者ですが、感想を頂けると喜びますので、感想くださ〜い(哀願)

 乱筆乱文をお許しください、では、また次回作で会いましょう。 

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