… 章間 …

 

 

 

 

力を手にし者、力を持ちし者と引かれ合う

それは避け様のない運命と言う名の歯車

 

少年は求めた

「力が欲しい」と

皆を守りたい、と想いを込めて

 

そして―― 答えた

 

想いは風となり

風は力をなる

 

―― だが、目覚めたモノはそれだけではなかった

 

彼の内でカレが蠢く

もうひとつの風が吹き荒れる

 

白と黒との狭間に在るモノ

 

 

紅が目覚める

 

 

 

 

 

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